一般財団法人日本未来資源は、岐阜県美濃加茂市中富町に鎮座する古井神社(こびじんじゃ)の再建支援に参画いたしましたことをご報告いたします。
千年の歴史を持つ古井神社の火災
古井神社は、天暦5年(西暦951年)の創建から1,000年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。明治時代には地域の9つの神社が合祀され、地域の氏神様として長く住民の心のよりどころとなってきました。
しかし、2024年10月1日未明、放送設備の漏電が原因とみられる火災が発生。本殿・拝殿・社務所が焼失するという甚大な被害を受けました。千年にわたり地域の祭礼・神事の中心であり続けた社殿が、一夜にして失われたのです。
地域の絆が支えた神事の継続
社殿を失ってなお、氏子の皆様は境内に仮の祭壇を設け、テントの下で新嘗祭(11月)や大晦日の祭事を執り行いました。「形は変わっても、祈りの心は変わらない」——その姿に、私たちは日本の文化資源を守ることの本質を見ました。
日本未来資源としての支援
当財団は、「日本国内の山林・水源・農地および神社仏閣等の文化資源の保護と継承」を事業目的に掲げています。古井神社の火災は、まさに私たちが取り組むべき課題そのものでした。
古井神社再建委員会がクラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」を通じて立ち上げた再建プロジェクトに対し、当財団として支援を行いました。このプロジェクトは多くの方々の温かいご支援を受け、目標金額500万円を達成。集まった資金は、神事の継続に必要な祭具の調達や、本殿再建に向けた費用に充てられます。
プロジェクト詳細:READYFOR|千年の伝統を守り継ぐ—未来への祈り|焼失した古井神社にご支援を
文化資源の保護・継承に向けて
全国には、氏子の減少や宮司の後継者不在により維持が困難になっている神社が数多く存在します。災害による突然の喪失だけでなく、静かに消えゆく文化資源もまた、私たちが向き合うべき課題です。
日本未来資源は、古井神社への支援を一つの出発点として、今後も神社仏閣をはじめとする日本の文化資源の保護・継承活動を推進してまいります。皆様のご理解とご支援を、心よりお願い申し上げます。
一般財団法人日本未来資源
代表理事 舟井隼貴